“ウェブサイトを作る”だけでは意味がない その1

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先日、私のマーケティング業務仲間からこんな話を聞きました。

私が住む岐阜の、郊外からだいぶ離れた地域にある「道の駅」が、ECサイトを運営している話です。
そこは、自然豊かな地元で採れる『ジビエ』を商品化し、販売しているそうでした。

 

地元新聞社からすすめられて、某有名お取り寄せ専門のモール型ECサイトに出店。
約半年ほど続けたが、その間、2、3個しか売れなかったので、そのECショップは閉店。

……

その後、別の制作会社にて、独自のECサイトを立ち上げるも一向に売れない…。

今回は一つも…。


その私の友人が
「メルマガや集客施策は何か打ってたの?」と聞くと、
「いや、なにも…」

………

“ウェブサイトを作る・リニューアルする”だけでは意味がない

ECサイトを立ち上げ、通販という販路で新たな売り上げを確保したいとお考えの方。

サイトを立ち上げただけでは決して商品は売れません。


いかにデザイン性の高いECサイトに出来上がったとしても、いかにあなたの商品が魅力的だったとしても、
作ったECサイトに「人を連れてくる」という施策を行わなければ誰にも、その存在すら知ってもらうことは叶いません。


または、自社ホームページをリニューアルし、集客増を見込みたいとお考えの方。

例えば、今のサイト以上に「見栄え」を良くしただけのサイトリニューアルをしても、集客増は決して見込めません。
リニューアルしたサイトに、「ウェブ広告」や「SEO施策」など、具体的な集客施策を行わない限り。

 

ウェブサイトに訪問する人とは、勝手に向こうから訪問してくれるわけでは決してないのです。

 

ウェブサイトには、2つの力が必要

私は常に、ウェブサイトには2つの力が必要だと考えています。

まずは当然のことながら、ウェブサイトを作るとして、そのコンテンツ内容が、ユーザーにとって魅力的に感じてもらえること。
また、競合他社にはない強みを訴求することで、自社商品を選んでもらうこと。

まさに、ユーザーの心を『動かす力』と言えるでしょう。


もう一つは、『集める力』
前述しましたが、『動かす力』が備わったサイトだったとしても、そこに誰にも来てもらえなければ、なんの効果を発生させられません。

 

自社のターゲットになるユーザーを『集めて』、心を『動かす』ことで、はじめてあなたのサイトは、あなたのビジネスに成果をもたらし始めると思いますよ。