企業の魅力を最大限に引き出す!ウェブサイトにおける「写真」の重要性を解説
ベルフォート株式会社 代表取締役社長
長尾 真介
ウェブサイトは、会社の顔とも言える重要なメディア資産です。その中でも、デザイン表現の一要素となる「写真」は極めて重要な役割を果たします。
訪れるターゲットユーザーにとって、ウェブサイトに掲載された写真は、自社をどのような会社として受け止められるかを左右するビジュアル要素です。そしてそれは、企業のブランドイメージに大きく影響を与えるでしょう。
このため、ウェブサイト制作の過程で、写真の選択からクオリティに至るまでこだわって準備することが、自社の魅力を発信する大きな一歩となります。
目次
ハイクオリティな写真を確保するための2つの要素
ここでは、弊社の長年の実務経験を通じて、「ハイクオリティな写真」を獲得するために必要なことを解説いたします。
①プロカメラマンの起用
私たちは「ハイクオリティな写真」を獲得するために、プロのカメラマンを起用することを強く推奨しています。
現代では、デジタル一眼レフやスマートフォンカメラの技術が進歩し、誰もが高品質な写真を撮影できる時代になりました。しかし、それでもプロカメラマンが創り出す写真のクオリティとは比較になりません。
私自身もかつて一眼レフカメラの操作を学んだ経験がありますが、写真の品質を左右するのは、「光」のコントロール能力に他なりません。プロカメラマンは、カメラ用フラッシュや照明、そして自然光を巧みに操り、どのように光を被写体に当てれば美しい写真が撮れるかを深く理解しています。
※(株)関東製作所様の会社案内の表紙イメージ
さらに、特に技術力の高いカメラマンは、被写体となる人物を中心に、周囲のオブジェクト、背景などを効果的に組み合わせることで、場所や状況に応じた最適な「絵作り」ができます。
これは単に対象物を撮影するのではなく、カメラのファインダーを通じて、写真としての構図をフレーム内に計画し、華やかさや躍動感すら感じさせる完成された一枚の「デザイン作品」として創り上げるかのようです。
このような高い技術で撮影された写真は、単なるイメージ写真以上の価値を持ち、会社や商品の魅力を大きく引き出すビジュアルとなり得るのです。
②モデルの起用
製造メーカー様のウェブサイトにおいて、TOPページのイメージは訪問者に対する最初の印象を決定づけます。しかし多くのウェブサイトにおいて、工場内や機械設備を中心にした写真ばかりが採用されているのではないでしょうか。
これらは競合他社と似通ったイメージを生み出しやすく、かつ無機質な印象を与えがちです。これらの問題を解決し、ウェブサイトに新鮮さと動きを加えるためには、「人物モデル」の採用を強くお勧めします。
例えば、「自動化機械」を撮影する際に、モデルが機械を操作している様子を表現することで、単なる機械の写真に、動きや時間の流れを感じさせる効果を与えられます。社内のスタッフをモデルとして起用する場合もありますが、カメラの前では緊張してしまいがちで、その結果、写真全体が硬くなり、素人っぽさが際立ってしまいます。
これに対しプロのモデルはカメラに慣れており、カメラを向けられても自然な表情やポーズを取ることができます。これは撮影の効率化はもちろんのこと、写真に自然で華やかな印象を与えることにつながります。
特に、ウェブサイトのTOPページなど、強い印象を残す必要がある部分においては、人物モデルの採用が競合との差別化を図り、魅力的なイメージを作り出す上で非常に有効です。補足的な写真なら社内のスタッフでも十分ですが、キーとなるビジュアルには、よりプロフェッショナルな人物モデルを起用することで、一線を画したイメージ表現が可能となります。
大切なのはプロデュースする力
いくら腕の良いカメラマンや現場慣れしたモデルを揃えても、彼らは魅力的な写真を獲得するための「要素」に過ぎません。実際に、これらの要素を最大限に活かし、企業の魅力をビジュアルで引き出し、ターゲットにインパクトを与える写真をプロデュースするには、高度なディレクション力が必要不可欠です。
この点で、
どのような写真が、会社の魅力を最も効果的に伝えてくれるのか?
写真においてどの部分を強調すれば、ターゲットの心を捉えることができるか?
といった判断を下すディレクターの存在が、成功への鍵を握ります。
ウェブサイトの効果でお悩みの製造メーカー経営者様へ
ベルフォート株式会社は、豊富なウェブサイト制作の実績を持ち、その過程でハイクオリティな写真のプロデュースにもこだわってきました。それには、私の製造現場での実践経験と、数多くの製造系コンテンツサイトの運営経験無しでは、なかなか実現できなかったと自負しております。
このような経験と実力には自信を持っており、お客様のウェブサイトがビジネスに貴重な価値をもたらすことをお約束します。
ウェブサイトの効果でお悩みの経営者様、ベルフォート株式会社までお気軽にお問い合わせください。また、弊社にいただくお問い合わせの中でも、よくある質問もご用意しています。お役立ちいただければ幸いです。
このコンテンツの著者
長尾 真介
ベルフォート株式会社 代表取締役社長
2004年、グラフィックデザイナーとして広告代理店に就職。2007年よりウェブデザイナーに転職し、以降ウェブとグラフィック両方のデザイン実務経験を積む。
2012年にウェブ解析士、2013年に上級ウェブ解析士の資格を取得したことで、ウェブマーケティングの業務に傾倒。マーケティング提案からウェブサイト企画、デザインまで一貫したディレクションを担う。
2016年、プラスチック成形メーカーの金型部門で、ブロー成形金型の設計に転職。主に自動車のガソリンタンク型を担当し、設計業務だけにとどまらず、最終的にチームリーダーとしてプロジェクト全体のディレクションまでを担当。
2019年9月に独立・創業し、製造業界をターゲットにしたウェブマーケティングサービスをスタート。2年後の2021年10月に法人化し、現在に至る。
【保有資格】
(一社)ウェブ解析士協会認定「上級ウェブ解析士」
(一社)全日本SEO協会認定「認定SEOコンサルタント」
(一社)ウェブ広告協会認定「ウェブ広告エキスパート Silver」
(一社)ウェブ解析士協会認定「初級SNSマネージャー」