SEOコンサルコンテンツ制作

SEO対策に最も効果的な3要素とは|キーワードの正しい入れ方を解説

ベルフォート株式会社 代表取締役社長

長尾 真介

SEO対策に最も効果的な3要素を作り込む|キーワードの正しい入れ方

製造メーカー様が自社サイトでのSEO対策に力を入れる際、最も注力すべきポイント、つまりSEO効果が最も高く反映されるポイントをお伝えいたします。それは、各コンテンツページ内の「タイトルタグ」「メタディスクリプション」「H1タグ(1行目)」の3つの要素に対して、しっかりと狙った目標キーワードを入れることです。

以下では、これらの要素に対してキーワードを効果的に組み込む際のポイントやルールを、実際の製造系コンテンツページの事例を交えながら詳しく解説いたします。SEO対策の成功に向けてこれらのポイントを押さえ、適切なキーワード戦略を展開していくことが重要です。

SEO対策に重要な3つの主要要素を解説

【要素①】タイトルタグとは

タイトルタグは、各ページに対するタイトル文を収めるHTMLソースコード内の場所です。具体的には、<title>と</title>の間に挟まれた部分が、そのまま検索結果画面のタイトル文やブラウザのタブに表示されます。
タイトルタグは、最もSEO効果が高い要素と言われています。

HTMLソース内のタイトルタグ

検索結果画面のタイトルタグ

入れる文字数としては、全角で30文字以内が理想です。文字数がそれ以上多いと、検索結果で表示された際に、表示されない部分が多くなってしまいます。

【要素②】メタディスクリプションとは

メタディスクリプションとは、そのページ全体を簡潔に要約した文章を入れる場所です。SEO効果としてはタイトルタグの次に高く、ここにも目標キーワードを正しく入れておく必要があります。表示される場所としては、検索結果画面の要約文章がそれにあたります。

検索結果画面に表示されたディスクリプション文章

入れる文字数としては、全角で60文字以上、100文字以内に収めるのが理想です。その程度の文量であれば、記述した内容が、おおよそ検索結果画面に表示されるでしょう。

【要素③】H1タグ(1行目)とは

H1タグとは、コンテンツページの大見出しにあたるエリアです。そのページの表題となり、ページにランディングしたユーザーが真っ先に読む文章なので、ここにも目標キーワードはしっかり入れましょう。

ページ内のH1タグ

製造系コンテンツページでの目標キーワード挿入例

【タイトル事例】 目標キーワード「射出成形」

射出成形の基礎からコスト・納期対策への専門知識まで|射出成形をトータルに学ぶ

【ディスクリプション事例】 目標キーワード「プラスチック金型」

プラスチック金型とは、プラスチック製品を開発する際に必要となる金型のことです。この記事では、プラスチック金型による成形方法や金型の構造、費用、注意点などの基礎知識についてすべてお話いたします。量産する場合は、切削したりシリコン型を使ったりするよりも、金型を使用した方が精度が高く、コスト面でもメリットがあります。

【H1大見出し事例】 目標キーワード「抜き勾配」

金型における『抜き勾配』を徹底解説! その重要性を学び、射出成形の不具合を回避

上記の事例より、3つの要素全てに共通する、キーワードを入れる際のポイントを解説します。

【ポイント①】 極力、文の先頭に目標キーワードを入れる

文の先頭に目標キーワードが書かれていた方が、後方にかかれている場合より上位表示されやすいです。全ての要素に対し、極力先頭に目標キーワードを持ってくるようにしましょう。

【ポイント②】 目標キーワードは極力、完全一致で書く

例えば「射出成形」を目標キーワードとしたい場合、「射出成形金型」や「射出成形機」などの表現は部分一致となります。特に上位表示を狙う場合は、極力「射出成形」という完全一致で文章を構成することをお勧めします。

【ポイント③】 目標キーワードを入れる回数は1回~2回まで

重要なエリアに同じキーワードをたくさん詰め込むことは、Googleの検索エンジンにペナルティを課される危険が伴ないます。そのため目標キーワードを入れる際は、タイトルとディスクリプションは2回までH1大見出しには1回までを目指してください。

タイトルとディスクリプションがサイトへのクリック率に影響?

なぜタイトルとディスクリプションがSEOにおいて特に効果的なのでしょうか?私の考察によれば、それは検索結果画面のクリック率と密接に関連しています。

タイトルとディスクリプションがサイトへのクリック率に影響

例えば、「協働ロボット」で検索するユーザーは、協働ロボットに関する情報を求めています。検索結果画面で表示されたタイトルとディスクリプション文に、「協働ロボット」という目標キーワードを巧みに使われていれば、検索ユーザーに「このページは協働ロボットについて書かれている」という認識を与えることができます。

さらに、目標キーワードを含んだ文章が魅力的であればあるほど、多くの検索ユーザーがクリックするようになり、結果として自社の見込み顧客が増加することにつながるのです。

SEO対策は難しいものではない

目標キーワードの適切な組み込み方以外にも、SEO対策にはさまざまなアプローチがあります。しかし、これらの作業は一つひとつが難解なものではなく、ターゲットユーザーの利益や課題解決を考えて実施すれば、必ず良い結果が得られるでしょう。

ウェブ集客でお悩みの製造メーカー経営者様へ

弊社ベルフォートは、全日本SEO協会が認定する『認定SEOコンサルタント』の資格を取得し、その中で学んだ正しいSEO概論を、弊社のSEOコンサルティングサービスに積極的に取り入れています。

自社サイトのSEO対策にお悩みの経営者の方々、ぜひお気軽にお問い合わせください。弊社の経験豊富なSEOコンサルタントがお手伝いさせていただきます。

 

 

    このコンテンツの著者

    長尾 真介

    ベルフォート株式会社 代表取締役社長

    2004年、グラフィックデザイナーとして広告代理店に就職。2007年よりウェブデザイナーに転職し、以降ウェブとグラフィック両方のデザイン実務経験を積む。
    2012年にウェブ解析士、2013年に上級ウェブ解析士の資格を取得したことで、ウェブマーケティングの業務に傾倒。マーケティング提案からウェブサイト企画、デザインまで一貫したディレクションを担う。

    2016年、プラスチック成形メーカーの金型部門で、ブロー成形金型の設計に転職。主に自動車のガソリンタンク型を担当し、設計業務だけにとどまらず、最終的にチームリーダーとしてプロジェクト全体のディレクションまでを担当。
    2019年9月に独立・創業し、製造業界をターゲットにしたウェブマーケティングサービスをスタート。2年後の2021年10月に法人化し、現在に至る。

    【保有資格】
    (一社)ウェブ解析士協会認定「上級ウェブ解析士」
    (一社)全日本SEO協会認定「認定SEOコンサルタント」
    (一社)ウェブ広告協会認定「ウェブ広告エキスパート Silver」
    (一社)ウェブ解析士協会認定「初級SNSマネージャー」

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